【第4回】到着したタンソンニャット

 

ホーチミン、タンソンニャット(Tan Son Nhat) 空港、

大阪から5時間そこらで到着します。

 

数年前に日本資本で新しい国際ターミナルが完成しましたが

1997年当時は、社会主義国独特の薄暗くて冷めた感じの空港でした。

ふとロシアのハバロフスク,モスクワの空港を思い出しました。

音や華やかさがない殺伐とした雰囲気。

でもこれが期待を詰めたベトナムへの入口です。

 

知らんかったぁ~。

予習しとくべきやったぁ~。

ここベトナムの入国審査はやたら長い。

到着したこの日にあじわった教訓は

新しいターミナルが完成するまで数年間は役立ちました。

 

その教訓とは

タンソンニャット空港は到着後、とにかく走れ。

飛行機と空港を結ぶバスに走り乗りバスを降りたらまた走れ。

一人でも前に並ぶべしです。

今は全くそんなことありませんが大変でした。

 

それで初めてのベトナム入国は?

入国審査は血が通った人とは思えない無表情の職員が

ダラダラダラダラしてやってるみたいな態度。

窓口が少ないので20人ほど並んだ乗客がいっこうに減らない有様。

結局入国するまで2時間以上立ったまま待ちっぱなし。

ベトナムに着いているのになぜか監禁されている気分になりました。

その待ち時間に早よせんかってムカムカしてた自分がいつのまにか

ほんまにこんな国で生活出来んのかなって不安にかられる始末です。

 

で、遂に待ちに待って入国審査を通過した時、

やったぁ~、突破したでって本当に嬉しかった記憶が残っています。

 

その後荷物を受け取りやっとやっとのことで空港を出た瞬間、

アジア特有の出迎え人の嵐と

鳴り止まないバイクのクラクション、

湿気と熱気も満々、

その場で一気に不安がぶっ飛びました。

ベトナムです。

 

連載!ベトナム修行時代の体験談